「セミリタイア 準備」で検索すると「◯◯代でセミリタイア するには◯◯万円必要」等の資産に関する検索結果を多くみかけます。
個人的には必要資産は人それぞれだと思うので、資産以外の私流セミリタイアへの準備をご紹介します。
精神的に自立する
精神的に自立しなければ、セミリタイアはできません。
世間一般の人とは違う事をしようとするので、世間一般の人の意見に影響されていては不可能です。
自分の価値観や判断基準を明確にして、それに基づいて行動する事が必要です。
他人に依存したり人に流されたりすることなく、常に自分にとってのベストを考えて、ベストに向けて行動するようにしましょう。
行動前に「間違いなくこれがベスト」と思えるまで考えると、迷うことなく行動する事ができます。
考えに考えてセミリタイアを決心しましたが、ときどき不安になる事があります。
間違った選択をしてしまったかも・・・、破滅に向かって進んでいるのかも・・・、とふと思うことがあります。
そんな時は、自分がセミリタイアを決めた理由を思い出して「大丈夫!」と思うようにしています。
また「最悪の場合はまた働けば大丈夫なので、今は好きな事を楽しむ」と考えて精神を安定させています。
自分をしっかり持っているか楽観主義でないと、セミリタイアは精神的に厳しいと思います。
金銭感覚を整える
セミリタイアを検討している人は、一般的にある程度の収入がある方だと思います。
セミリタイア後はかなりの収入減になるので、最も大切なのは出費を抑えることになります。
急激に生活スタイルを変える(金銭感覚を変える)というのは難しいと思うので、セミリタイア前のなるべく早い段階から金銭感覚を整えておきましょう。
物の価値に対して払うという意識を持つ
同じ様な物やサービスは色々な場所でありますが、それぞれの場所で値段は異なります。
日本国内でも都会と地方では物価が違いますし、先進国・途上国でも当然物価が違います。
物やサービスの価値は絶対的ですが、その値段は相対的です。
私は自分なりに価値と値段を考えて、その値段の価値が無いと思うものには、いくら金額が安くてもお金を払わないようにしています。
逆に少々高くても、相応の価値があると思う物は値段を気にせずに払います。
いわゆるコストパフォーマンスを常に考えて払うようにしています。
物の価値にシビアになり、払う金額に対してシビアになり、無駄な出費を無くしましょう。
本当に必要な物だけを残す
私は社会人になり一人暮らしを始めましたが、短期間で引っ越しをする予定だったので非常に狭いワンルームの部屋を借りました。
物を置くスペースが無いので、必要最低限の物のみで生活していました。
短期間のみ借りる予定でしたが、いろいろ状況が変わりその狭い部屋で 5年間生活しました。
そのおかげで、本当に必要な物だけを残す習慣がつきました。
- 本当に必要な物のみ買う
- 買ってもあまり使わない物はすぐに捨てる
- 買うかどうか迷った時は買わない
この習慣のおかげで、余計な物を持たなくなり、シンプルな生活が送れるようになりました。
今ではすっかり物欲がなくなり、仙人のようになりました。
長期的に生活費をチェック
私は生活費はカードを使わずに現金を使うようにしています。
一定額の現金を使う期間を把握する為です。
年齢が若い時は期間にバラツキがありましたが、年をとるにつれてバラツキが少なくなってきています。
金銭感覚が安定すると、出費も安定してきます。
節約術を身につける
金銭感覚が身についたら、次は節約術を身につけましょう。
私が実践している事をご紹介します。
自炊
自炊はかなり重要な節約ポイントです。
私は料理が得意で、基本的に自炊をしています。
自炊で満足できる料理が作れると、外食をする機会がかなり減るので節約効果は抜群です。
また自分で料理を作っている人は、味もよく吟味するようになり味覚も発達します。
おいしい料理は人生を豊かにしてくれると思うので、是非自炊をして料理の腕と味覚を磨いてください。
お金のかからない趣味
働いている時は金銭的に余裕があっても、趣味に使える時間が制限されてる場合が多いと思います。
逆にセミリタイア後は、時間に余裕ができますが、極力金銭的に節約をしたいと思います。
私の場合は、ある程度お金のかかる趣味は、働いて金銭的余裕がある間に楽しみました。
セミリタイアに近づくにつれてお金のかからない趣味を増やしていきました。
お金のかかる趣味
- スキー、スノーボード
- スキューバーダイビング
- 釣り
お金のかからない趣味
- 登山
- 写真
- 車中泊
お金のかかる趣味も、ある程度続けていると飽きてくるのでそこまでの情熱はなくなってくると思います。
お金のかからない趣味を中心として、時折お金のかかる趣味も楽しんで節約しています。
最後に
今の会社でこれ以上学ことはないか?
退職の意思表明の前に、本当に今の会社で学べることはないか考えましょう。
会社では給料をもらいながらいろいろな事が学べるので、やり残しがないようにしましょう。
可能であれば海外赴任(できれば英語圏)をオススメします。
手厚い待遇で語学や日本との違いを学ぶ事ができます。
セミリタイア後の生活をシュミレーション
セミリタイア後の生活をシュミレーションして、モチベーションを維持しておきましょう。
私の場合は
- ヨーロッパ周遊
- アジアでバックパッカーデビュー
- 車中泊で日本一周
- スキー場でリゾートバイト
- 農作、漁業のバイト
等々やってみたいと思っています。
自由と収支のバランスを考えながら、ストレスなくシンプルに生温かく生きていく方法を模索していきたいと思います。
他セミリタイ準備の記事はこちらです。
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