セミリタイアde失業保険ゲット【準備から受給まで詳しく紹介】

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セミリタイア

セミリタイアで退職後は、失業保険を受給しましょう。

失業保険申請日により、自動的にその後のスケジュールが決まるので事前に準備しておきましょう。

退職前の準備から受給までの一連の流れを詳しくご紹介します。

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失業保険とは

失業保険とは通称で、正式には雇用保険の基本手当(失業給付、求職者給付)です。

会社を退職した際に、受給資格を満たせば受け取ることができます。

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失業保険の受給資格

失業保険の受給資格は下記になります。

  • 雇用保険に加入していた期間が、退職前の2年間で12ヶ月以上あること
  • 働く意志や能力があるにも関わらず、就職できていない状態であること

次の場合は受給する事ができません。

  • 他の会社に就職した場合
  • 就職する意思がない場合
  • 病気・怪我・妊娠・出産・育児等で、すぐに就職出来ない場合
  • 自分で事業を始める場合
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失業保険の給付期間

失業保険の給付期間は、雇用保険の加入期間(勤続年数)と自己都合退職か会社都合退職かにより変わります。

加入期間は満期間ではなく切り上げとなります。

満9年と1日の場合は、加入期間10年となります。

自己都合退職の場合

自己都合退職の場合は、3ヶ月間の給付制限期間があります。

3ヶ月間の給付制限期間の後に、次の期間受給が可能です。

雇用保険の加入期間〜10年10年〜20年20年〜
給付期間90日120日150日

会社都合退職の場合

会社都合退職の場合は、給付制限期間がなく認定後すぐに受給が可能です。

受給期間も自己都合退職の場合より長く、自己都合退職よりも有利な条件となります。

会社都合退職の条件としては、倒産・解雇・セクハラ・パワハラ・うつ病等になるので、会社は会社都合退職を嫌がります。

会社との関係が良くない方や、武闘派の方は会社都合退職にするべく戦うのもいいかもしれません。

会社都合退職の場合の受給期間は下記になります。

雇用保険の加入期間〜10年10年〜20年20年〜
給付期間90〜240日180〜270日240〜330日

会社都合の場合、給付日数は年齢等によって変わります。

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失業保険の給付金額

失業保険の給付金額は、賃金日額により決定します。

  • 「賃金日額」= 退職前6ヶ月間の給料の総額÷180日

給料にはボーナスは含めませんが、残業代と手当は含みます。

基本的に賃金日額の50%〜80%が給付金額になりますが、年齢により上限金額があります。

また金額もよく変わるので、詳しくは厚生労働省のサイトを確認して下さい。

厚生労働省 失業等給付(基本手当)の追加給付簡易計算

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退職前の失業保険受給準備

「雇用保険被保険者証」の確認

「雇用保険被保険者証」は会社で保管している場合が多いので会社へ確認しましょう。

無くした場合は勤務先へ再交付を依頼しましょう。

「離職票」の受取方法を決定

「離職票」は退職後10日以内に勤務先がハローワークに手続きし、発行されます。

失業保険の申請に必要となります。

郵送してもらうのが便利なので、郵送を依頼しましょう。

「雇用保険被保険者資格喪失届」「離職証明書」の確認

勤務先が「雇用保険被保険者資格喪失届」「離職証明書」を作成するので、内容を確認して押印しましょう。

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失業保険申請

離職票の受取

元勤務先から「離職票」を受取。退職後2週間程度で届かない場合は、元勤務先に確認しましょう。

「求職申込み」日の決定

「求職申込み」日を決定しましょう。

基本的には離職票受取後になりますが、離職票受取前でも申込み可能です。

「求職申込み」後は失業保険受給完了までに、何度かハローワークへ行かなければならない日があります。

「求職申込み」を行うと、自動的にハローワークへ行かなければならない日が決まり、変更はできません。

ハローワークへ行かなければならないスケジュールは後にご紹介します。

ハローワークで「求職申込み」

受給完了までのスケジュールを確認後に、ハローワークへ行き「求職申込み」を行います。

住所の最寄りのハローワークでなくても、同一都道府県であればどこのハローワークでも申込み可能のようです。

月曜日~金曜日(休祝日・年末年始を除く)の8時30分~17時15分で申込み可能です。

「求職申込み」には一定の時間がかかるので、16時より前に行くようにしましょう。

ハローワークのサイトによると、必要書類は下記になります。

  1. 離職票(-1,2)
  2. 雇用保険被保険者証
  3. 個人番号確認書類(いずれか1種類)
    マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票
  4. 身元確認書類((1)のうちいずれか1種類((1)の書類をお持ちでない方は、(2)のうち異なる2種類(コピー不可))
    (1)運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など
    (2)公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書など
  5. 写真(最近の写真、正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm)2枚
  6. 印鑑
  7. 本人名義の預金通帳又はキャッシュカード

実際には、個人番号確認書類と印鑑は不要でした。

結構柔軟に対応してくれるので、とりあえず行ってみて必要書類を後から提出でも大丈夫だと思います。

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失業保険受給のスケジュール

自己都合退職の場合の受給スケジュールをご紹介します。

会社都合の場合は、3ヶ月間の給付制限はありません。

1、ハローワークで「求職申込み」

2、「求職申込み」後、7日間の待機期間を無職で過ごす。

3、「求職の申込み」の約10日後に「雇用保険受給説明会」に出席 

4、「求職の申込み」の4週後に「1回目の失業認定日」に出席

5、「1回目の失業認定日」の12週後(給付制限期間)に「2回目の失業認定日」に出席と「1回目の受給」

6、以降受給期間終了後の次の失業認定日まで、4週毎に「失業認定日」に出席と受給を繰り返し

4の「1回目の失業認定日」から5の「2回目の失業認定日」までの12週間はハローワークへ行く必要はありません。

長期の旅行等は、この間で計画するのが良いかと思います。

雇用保険の受給可能期間は、退職後1年以内です。

退職後1年以内に受給完了できる範囲であれば、「求職申込み」時期を調整して、12週間ハローワークへ行く必要がない期間を調整できます。

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まとめ

今回の内容は、2020年4月時点での情報です。

法改正や地域により変わってくる可能性があるので、この記事の内容を参考にしていただいて、ご自身で最終確認をお願いします。

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